出水麓武家屋敷群とは。416年の歴史がある | NPO法人会出水街並み保存会 | ||
関ヶ原の戦いがあった西暦1600年より少し前から作り始め、関ヶ原の後、さらに重要性を増した防衛の拠点です。 そう、この武家屋敷群は単なる居住区ではなく、軍事拠点として築かれました。30年も掛かったそうです。 というのも、起伏のある小高い山を切り開き約60haもの面積に及んだからです。(参考)東京ドーム4.7ha) この群内の重要伝統的建造物保存地区に指定されている面積だけでも、43.8ヘクタールございます。 ここは、島津(薩摩)独特の外城(とじょう)制度によって築かれました。平時は自らも百姓をしながら文武に励み、いざ有事となれば組織的に働く、お城の機能を併せ持つ制度でございました「人を持って城となす」 なぜ出水に作ったのか、それは当時の主要な道、薩摩街道でつながる肥後(熊本)の国との国境だからです。 他の外城で有名なのは知覧です。それぞれ特徴がありますが、何より出水は面積が広いことです。広いところをご案内するには何か乗り物があったらいいなと試行錯誤して、観光牛車の運行となりました。ボランティアスッタフによる活動のため何かと大変な事はありますが、頑張ってます、どうぞお立ち寄りください。 |
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牛車の語り部による主な語り内容 | |||
武家屋敷群の街路(馬場という) | 篤姫様の、出水との逸話 | ||
お仮屋門と島津義弘公 | 伝建地区の功罪 | ||
大河ドラマロケの話 | 諏訪神社と大銀杏 | ||
ちはるちゃんの話(黒毛和牛) | 外城制度と公開屋敷のご案内 |
JR新幹線出水駅東口を出て、県道373号線を徒歩約24分。車で約6分【詳細地図】
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